※本記事は、プロモーションを含みます。
🎙️ 番組概要

放送日: 2025年3月12日
パーソナリティ: 鎌田伸一、八木ひとみ
ゲスト:
伊藤忠総研 上席主任研究員 高橋尚太郎
フィスコ代表取締役社長 中村孝也

今週は、八木さんと鎌田さんお二人でお届けします
📉 Today’s Market(鎌田記者のマーケット解説)


日経平均の動向
日経平均株価: 3万6793円11銭(前日比-235円16銭、-0.6%)
TOPIX: 2670.72(前日比-30.04、-1.1%)
為替: ドル円 147円20銭台
📌 市場のポイント
日経平均は一時 1000円超の下落 も下げ幅を縮小し、大引けは日中の高値で終了。
海外投資家の売りが日本株に圧力をかける 状況が続いている。
米ナスダック指数が4%下落 した影響を受け、日本株も売られる展開に。
テスラが15%下落、メタが20日連続上昇後に反落 するなど、米国IT株への不安が広がる。
ドイツ株や香港株が堅調 で、日本株の優先度が下がっている。
💬 鎌田記者のコメント
「グローバルな資金の流れとして、アメリカ経済への警戒感から日本株の優先順位が下がっている状況です。特に、アメリカ経済に強く依存する日本企業の業績懸念 が背景にあるのではないかと考えられます。」
🗣 鎌田:「いやぁ、今日は波乱の一日でしたね。日経平均、一時1000円超の下落ですからね。」
🎤 八木:「1000円ですか!?そんなに動いたんですか?私、お昼の時点でちょっと見たんですけど、その時はもうちょっと落ち着いてましたよね?」
🗣 鎌田:「そうなんですよ。朝の段階ではナスダックの大幅安を受けて売りが先行したんですが、午後に入ってから買い戻しが入りましてね。結果的には235円安で引けました。」
🎤 八木:「急落したら買い戻しが入る…って、投資家の皆さんはやっぱり冷静に動いているんですね。」
🗣 鎌田:「まあ、冷静というより ‘どこで拾うか’ という駆け引きですね(笑)。」
💬 ゲストコーナー「アメリカ経済の現状と今後の見通し」


🎤 ゲスト: 伊藤忠総研 上席主任研究員 高橋尚太郎
アメリカ経済の現状
2月のミシガン大学消費者信頼感指数 が低下し、個人消費が急減速。
トランプ関税の影響 による物価上昇と消費者心理の悪化が深刻化。
関税発動を前に企業が輸入を急増(駆け込み需要)。
📌 今後の注目ポイント
3月のミシガン大学消費者信頼感指数 の動向。
3月CPI(消費者物価指数) の結果次第で、スタグフレーション(景気悪化+インフレ)の懸念が高まる可能性。
小売売上高データ の回復が見られるかどうか。
💬 高橋氏のコメント
「現在、アメリカは景気後退懸念とインフレ再燃リスクの両方 に直面しています。もしインフレが収まらず、消費も低迷するようだと、本格的なスタグフレーションのリスクが高まります。」
🎤 八木:「高橋さん、今のアメリカの景気って、正直なところどうなんですか?」
🗣 高橋(伊藤忠総研):「ズバリ言うと、あんまり良くないですね。」
🎤 八木:「やっぱり…(苦笑)。でもアメリカってずっと強い経済のイメージがありますよ?」
🗣 高橋:「そうですね、2023年の段階では消費も強く、景気が拡大していました。ただ、最近は物価高の影響で ‘みんな節約モード’ に入っているんです。」
🎤 八木:「節約モード、なるほど。私も最近、カフェで ‘いつものラテ’ を ‘普通のコーヒー’ に変えたんですよ。小さなことでも節約になりますよね!」
🗣 高橋:「まさにそんな感じです(笑)。アメリカの消費者も ‘外食を控える’ ‘ブランド品を買わない’ という傾向が強まっているんですよ。」
🎤 八木:「アメリカの皆さんも節約されてるんですね。でも、企業はどうなんですか?」
🗣 高橋:「企業も慎重になってきています。特に、関税の影響で仕入れコストが上がる業種は厳しくなっていますね。」
🔥 本日の投資テーマ「日本株の注目セクター」


🎤 ゲスト: フィスコ代表取締役社長 中村孝也
📌 今日の市場で強かった銘柄
1. 内需関連(教育・調剤薬局)
9627 アインホールディングス(調剤薬局)
インフルエンザ流行の影響で営業利益20%増加
教育関連銘柄
高校無償化による教育支出増 で、学習塾や教育サービス関連株に追い風。
2. 成長株(BtoBのプラットフォーム企業)
7115 アルファパーチェス
大企業向けの購買プラットフォーム運営。解約率ほぼゼロのストックビジネス。
4323 日本システム技術
ITサービスの提供で、長期契約の安定収益。海外投資家の買いが入る。
💬 中村氏のコメント
「今の相場環境では、景気敏感株よりも内需系の安定成長株が買われやすい 傾向があります。特に、教育・調剤薬局・BtoBサービス などの分野は堅調です。」
🎤 八木:「中村さん、今日はどんな銘柄に注目していますか?」
🗣 中村(フィスコ):「最近は ‘内需株’ が堅調ですね。例えば調剤薬局関連の アインホールディングス(9627)。ここ、インフルエンザの流行もあって業績が伸びています。」
🎤 八木:「インフルエンザ、私の周りでも流行ってます!そういう時に調剤薬局が注目されるんですね。」
🗣 中村:「そうですね、健康に関わる銘柄は景気に左右されにくいので、こういう相場では安定感があります。」
🎤 八木:「じゃあ、投資するなら ‘みんなが使い続けるもの’ に注目した方がいいってことですね?」
🗣 中村:「そうですね。あともう一つ、BtoBのプラットフォーム企業も強いです。例えば アルファパーチェス(7115)。これは企業向けの購買プラットフォームを運営していて、ストックビジネスなので収益が安定しているんです。」
🎤 八木:「なるほど~!企業相手のビジネスって、一般の人にはあまり馴染みがないけど、実は安定感があるんですね。」
🏦 moomoo証券のコーナー
📌 moomoo証券の活用ポイント
ヒートマップでセクターごとの資金の流れを分析。
「現在、内需セクターに資金がシフトしている ことが視覚的に分かる」との解説あり。
米国市場のリスク管理
AIによるリアルタイムのセンチメント分析 で、市場の急変動に対応。
米国ETFの活用
「米国経済の不透明感が強まる中、ディフェンシブETFや金ETF などの活用が重要」とのアドバイス。
🎯 今後の注目イベント
📌 今週の重要指標
3月13日(水) アメリカ消費者物価指数(CPI)発表
3月15日(金) ミシガン大学消費者信頼感指数発表
📌 企業決算
日本: 主要企業の2月決算発表
アメリカ: 小売企業の決算(消費動向を占う重要データ)
📌 まとめ


日経平均は大幅下落後に反発、海外投資家の売りが継続。
アメリカ経済の不透明感が強まり、消費者心理が冷え込む。
日本株では教育・調剤薬局・BtoBプラットフォーム企業が堅調。
今週のCPIと消費者信頼感指数の結果が、今後の市場のカギを握る。
📡 来週もお楽しみに! 🎧