🎙️ 番組概要

放送日: 2025年3月10日(月)
パーソナリティ: 内田まさみ(うっち)
ゲスト: りそなアセットマネジメント チーフストラテジスト 黒瀬浩一氏
為替コメンテーター: 為替トレーダー 志摩力男氏
マーケット解説: 鎌田伸一 記者
📉 Today’s Market(鎌田記者のマーケット解説)

本日の市場動向
- 日経平均: 3万7028円27銭(前日比 +141.10円 / +0.38%)
- TOPIX: 2700.76ポイント(前日比 -7.83ポイント / -0.29%)
- 為替: ドル円 147円65銭
- 原油: 6万2570円(+520円 / +0.8%)
- 金: 1万3913円(+13円 / +0.09%)
📊 市場のポイント
日経平均は3万7000円を挟んで推移
🗣️ うっち: 「さて、今日の日経平均ですが、3万7000円を挟んでの推移となりましたね。鎌田さん、今日の相場をどうご覧になりますか?」
🗣️ 鎌田記者: 「日経平均はプラス圏を維持しましたが、個別では軟調な銘柄も多かったですね。特にTOPIXが下落したのは、銀行株の調整や内需株の売りが影響していると考えられます。」
🗣️ うっち: 「銀行株、今日は売られていましたね?」
🗣️ 鎌田記者: 「はい。先週までの上昇が急ピッチだったため、短期的な利益確定の動きが入ったようです。例えば、三菱UFJフィナンシャル・グループは一時2%近く下落しました。」
🗣️ うっち: 「一方で、半導体関連は強かったですね?」
🗣️ 鎌田記者: 「そうですね。レーザーテックが10%近く上昇し、アドバンテストや東京エレクトロンなども買われました。これは米エヌビディアの株価が堅調だったことが影響しています。」
🔥 本日のマーケットアプローチ

注目のセクターと銘柄
🗣️ うっち: 「今日特に目立った銘柄についてですが、鎌田さん、どのあたりが注目ポイントですか?」
🗣️ 鎌田記者: 「まず、半導体関連の強さですね。先ほども触れましたが、エヌビディアの株価上昇が影響し、日本の半導体関連株も連れ高となっています。」
🗣️ うっち: 「一方で、先週買われていた防衛関連株は軟調ですね。」
🗣️ 鎌田記者: 「三菱重工、IHI、川崎重工といった防衛関連株が今日は大きく下げました。これは、短期的な資金の入れ替えによるものと考えられます。」
🗣️ うっち: 「なるほど。では、今後のマーケットで注目されるテーマは?」
🗣️ 黒瀬氏: 「3月決算の企業が多いため、企業業績の見通しに注目です。また、日本の金利動向も引き続き大きなポイントとなるでしょう。」
💬 ゲスト解説「市場のリスクとチャンス」
日本の金利上昇が市場に与える影響
🗣️ うっち: 「黒瀬さん、日本の長期金利が1.57%まで上昇していますが、これはマーケットにどんな影響を与えるのでしょう?」
🗣️ 黒瀬氏: 「まず、金利が上がると企業の資金調達コストが増加し、投資意欲が低下する可能性があります。また、住宅ローン金利も上昇するため、個人消費に影響を与えるでしょう。」
🗣️ うっち: 「例えば、住宅ローンの負担が増えると、景気全体に悪影響が出る可能性もありますよね。」
🗣️ 黒瀬氏: 「その通りです。特に日本の場合、景気の強さが補助金や財政政策に依存しているため、景気対策を打ち切ると景気後退に陥るリスクがあります。」
📊 為替市場の動向
🗣️ うっち: 「さて、ここからは為替市場について見ていきたいと思います。志摩さん、現在のドル円は147円台後半ですが、今後の見通しはいかがでしょう?」
🗣️ 志摩氏: 「最近のアメリカ経済指標を見ると、やや景気減速の兆しがあります。特に、雇用統計の内容が弱かったことが市場の注目を集めました。」
🗣️ うっち: 「ただ、FRBのパウエル議長は『経済は万全』と発言し、急な利下げには慎重な姿勢でしたね。」
🗣️ 志摩氏: 「そうです。市場では早期の利下げ期待が強まっていましたが、FRBは依然として慎重なスタンスを取っています。」
🗣️ うっち: 「では、日本の金融政策との兼ね合いは?」
🗣️ 志摩氏: 「日本銀行が利上げに動くかどうかが焦点ですね。円高のリスクも高まっているため、150円台から140円台へのシフトも視野に入れるべきでしょう。」
📊 企業決算 & 注目ニュース
🗣️ うっち: 「今週の注目決算として、航空機関連の受注が好調ですね。」
🗣️ 黒瀬氏: 「大阪チタニウムや東邦チタニウムが堅調でしたね。また、日機装も航空機部品の受注が増加しており、今後の業績拡大が期待されます。」
🗣️ うっち: 「ボーイングのストライキの影響もありますが、今後の需要拡大がポイントですね。」
🎯 今後の注目イベント
- 3月12日(水):米消費者物価指数(CPI)発表
- 3月20日(木・祝):ラジオ日経開局70周年記念セミナー(東京)
- 3月26日(火):「資産運用セミナー&個別相談会in虎ノ門」
📊 本日のまとめ

今日の「ザ・マネー」では、日経平均が3万7000円をキープし、半導体関連銘柄の上昇が相場をけん引したことが話題となりました。鎌田記者によると、特にレーザーテックやアドバンテストが大幅上昇し、米国市場のエヌビディアの動きが日本市場にも波及しているとのこと。一方で、金融株には利益確定売りが入り、銀行株は軟調でした。
ゲストの黒瀬氏は「今後の相場は米国のインフレ指標に大きく左右される」との見解を示し、CPI(消費者物価指数)の発表が今後の株式市場の方向性を決める重要なポイントになると解説しました。
また、為替市場については、志摩氏が「ドル円は147円台後半で推移しているが、米国の利下げ観測が強まれば円高方向に進む可能性がある」とコメント。米国の金利動向が引き続き注目される展開となっています。
最後に、今後の投資戦略について、黒瀬氏は「半導体関連銘柄への資金流入は継続しそうだが、利益確定売りのタイミングにも注意が必要」とアドバイス。個人投資家にとっては、米国の経済指標をしっかりチェックしながら、リスク管理を意識した投資が求められる回となりました。
来週も注目のゲストを迎え、市場の最新動向を深掘りしていきます!