📌 今週の「天野ひろゆきと松園勝喜の投資な世界」まとめ（2025年3月4日放送）

🎙️ 番組概要

• 放送日: 2025年3月4日
• パーソナリティ: 天野ひろゆき、松園勝喜
• アシスタント: 八木ひとみ
• 出演: 鎌田伸一（ラジオ日経記者）
  

📱 スマホがピカピカすぎる！？天野さんの珍ハプニング

八木「天野さん、大丈夫ですか？」
天野「あ、すいません、すいません！ ちょっと携帯を新しくしたんですけど、なんか音が鳴っちゃうんじゃないかと思って……」
松園「同じ機種にしたんですか？」
天野「そうなんです！ピカピカのスマホですよ！」
八木「ピカピカですね！」
天野「ただ、データの移行がうまくいかなくて……。今、アプリが全部バラバラで、証券アプリもログインできなくなっちゃって……売り買いできない状態なんですよ！」
鎌田「えっ、それはホールドするしかないですね！」
松園「まさかの強制ホールド（笑）」

🌍 市場は波乱の展開！？米中関税問題の影響

鎌田「いやぁ、でも今、世界情勢が大きく動いてますね。」
八木「先ほど、関税の発動が発表されましたね。」
鎌田「そうなんです。メキシコへの関税が25%発動、そして対中国にはプラス10%の上乗せが決まりました。」
松園「さらに、中国も報復措置として、アメリカ産の小麦や大豆に最大15%の関税をかけると発表しましたね。」
八木「その影響もあってか、日経平均は今日も軟調ですね。」
鎌田「現在、3万7164円96銭で、前日比マイナス620円51銭。下げ幅は1.6%に達しています。」
松園「いやぁ、かなり大きく下げていますね。」
天野「ちょ、ちょっと待って！スマホのログインできないうちに相場が大変なことになってるじゃないですか！」
松園「天野さん、早くログインできるようにしないと！（笑）」
天野「これもう、全部ホールド決定ですね……（苦笑）」

💰 為替は円高に？トランプ発言の影響

鎌田「さらに為替も円高に動いています。現在、1ドル149円30銭台での推移です。」
天野「おぉ、円高ですね。これは、やっぱりトランプさんの発言が影響してるんですか？」
松園「そうですね。トランプ氏が『日本は円安誘導をしている』と名指しで批判したことが大きな要因になっています。」
鎌田「ただ、日本政府はむしろ円安を抑えようと政策を打ってきたんですよね。この1年間の動きを見ても、利上げペースを調整してマーケットと対話してきたわけですし。」
松園「それなのに円安誘導批判されても、正直『え？』って感じですよね（笑）」
天野「ほんとですよね！それってトランプさんの気分次第でしょ？」
鎌田「まぁ、今は選挙も近いので、発言がマーケットに与える影響も大きいですね。」
松園「昨日の欧州通貨もすごかったですよね。一気に買われたかと思ったら、トランプ発言で行ってこいになって……。」
八木「本当に、もう為替の動きが激しくて、トレーダーの皆さんも落ち着いて寝てられない状態ですね。」

この後、鎌田記者によるToday’s Market（マーケット解説）へと続きます！

📉 Today’s Market（鎌田記者のマーケット解説）

• 日経平均: 37,164円96銭（前日比-620円51銭、-1.6%）
• TOPIX: 2,703.33（-26.30、-1%）
• 為替: 1ドル149円30銭台
• 原油: 6万4220円（-3%）
• 金: 13,971円（+0.07%）
  

マーケットの動向

• 世界情勢の不安定化によるリスクオフムードが強まる。
• トランプ前大統領が日本の円安政策を批判した影響で円高が進行。
• 米中貿易摩擦の激化（メキシコへの25%関税、中国への10%関税追加）により、貿易関連銘柄が軟調。
• 半導体関連株の下落が続き、NVIDIAが1月の高値から25%下落。
• 防衛関連株（IHI、三菱重工、川崎重工）がトランプ政権の政策影響で急騰。
  

📈 値上がり銘柄ランキング

八木「今日、上昇率が高い銘柄は？」
鎌田「プライム市場で上昇率トップに顔を出しているのが、7013のIHI です。10%を超える上昇となっており、現在1万425円で推移。高値では1万435円まで買われる場面がありました。2月19日に付けた昨年来高値を更新しています。」
天野「すごいですね！何が材料になってるんですか？」
鎌田「防衛関連としての期待が引き続き強いですね。政府の防衛費増強の影響も大きいです。」
松園「2位は？」
鎌田「3963のシンクロフード ですね。7.8%高の441円で推移しています。飲食業界向けのプラットフォームを展開している企業で、業績回復が評価されています。」
八木「3位は？」
鎌田「7011の三菱重工業 です。6%高の2248円。IHIと同じく、防衛関連としての強さが目立っています。」
天野「やっぱり防衛関連、強いですね！」
鎌田「続いて、4位は7769のリズム で5.4%高の3760円。そして5位は身軽ホールディングス で4.8%高の2170円です。」

📉 値下がり銘柄ランキング

八木「では、逆に今日大きく売られている銘柄は？」
鎌田「下落率トップは 2593の伊藤園 です。12%近い下げで現在2994円。昨年11月20日に付けた昨年来安値を割り込んでしまいました。」
天野「お茶の会社ですよね！？何があったんですか？」
鎌田「決算が市場予想を下回ったことが響いています。円安の影響で原材料コストが上昇していることもネガティブ要因ですね。」
松園「2位は？」
鎌田「古河電気工業（5801） で、8.7%安の5681円。」
天野「電線関係の会社ですよね？」
鎌田「そうです。ここもコスト上昇の影響を受けていると見られます。」
八木「3位は？」
鎌田「3696のセレス ですね。8.3%安の2618円です。」
天野「ネット系の会社ですよね？」
鎌田「はい。フィンテック事業を展開していますが、決算内容が市場の期待に届かず、大きく売られています。」
鎌田「4位がネットプロテクションズホールディングス（7383） で、8.1%安の408円。5位が日本マイクロニクス（6871） で、8.1%安の3810円です。」

📊 足元のマーケットポイント

鎌田「売買代金トップはIHI、2位は三菱重工業ということで、どちらも上昇率上位に顔を出している銘柄が売買代金も伴って強い上げとなっています。」

天野「なるほど、投資家の関心もかなり高いんですね。」

🌍 アメリカ市場の影響と為替の動き

鎌田「ただ、今はアメリカの経済指標が振るわないことも影響しています。例えば、ISM製造業景況指数も低調でした。」

松園「さらに、ドル安になると日本株にはダブルでマイナスになりますね。」

鎌田「そうなんです。アメリカの経済に不安が生じるとドルが売られ、円高が進行します。円高になれば日本企業の輸出競争力が落ち、日本株が売られる……という悪循環が生まれます。」

天野「厄介ですね……。」

鎌田「しかも、欧州もCPI（消費者物価指数）が発表されましたが、景気が特別良いわけではなく、実体経済は依然として不安定です。」

ここまでマーケットサインのコーナーでした！この後は、さらに投資の視点を深掘りしていきます！

NVIDIAの下落とAI投資の未来

• NVIDIAの株価: 1月7日の高値153ドル→3月4日終値114ドル（25%下落）
• 背景: AI関連投資の成長が鈍化するのではないかという懸念。
• 今後の見通し:
• AI関連投資は依然として継続すると考えられる。
• データセンター関連の設備投資は拡大傾向。
• 4.5世代のLLM（大規模言語モデル）の展開が影響を与える可能性。
• トランプ政権の政策が影響を与える可能性。
  

🚀 半導体関連株に逆風？NVIDIAの動きに注目

鎌田「さて、ここからは半導体関連株について見ていきます。」

松園「ここ最近、半導体株の下げがきついですね。」

鎌田「やはり世界の代表的銘柄であるNVIDIAが影響を与えていますね。決算発表後、2月27日に8%安、翌28日は3.9%高と戻しましたが、3月3日には再び8%安となりました。」

八木「NVIDIAの株価はどうなってるんですか？」

鎌田「史上最高値は1月7日の153ドル。昨日の終値は114ドルで、約40ドルの下落。これは高値から25%下げています。」

松園「NVIDIAの未来、どう見ますか？」

鎌田「去年6月には140ドルだった株価が、8月5日には90ドルまで35%下げる場面がありました。しかし、その後高値を更新しました。今回の下落も25%なので、ここからどう動くかが注目ですね。」

天野「つまり、また復活の可能性もある？」

鎌田「そうですね。AIの成長にNVIDIAのGPUは不可欠です。ChatGPT-4.5のリリースなど、AI業界の成長が続く限り、NVIDIAも重要な存在であり続けるでしょう。」

🗣️ 鎌田伸一のその話ホンマでっか！？

🇺🇸 アメリカ経済の最新データに市場が敏感に反応？

天野「さあ、ここからは鎌田記者のホンマでっか！？のコーナーです！鎌田さん、今日はどんな話題を？」

鎌田「今日はですね、アメリカの経済データを見ながら、皆さんのご意見も交えつつ深掘りしていきたいと思います。」

松園「昨日のアメリカ市場、株が結構下げましたよね。」

鎌田「はい、昨日は金利が低下し、原油価格も下がり、ドルも下落するという展開でした。これは、アメリカ景気の減速を警戒した動きと見ていいでしょうね。」

松園「なるほど。最近のデータに対して、株価はかなりネガティブな反応をしているように見えますが？」

鎌田「まさにその通りです。昨日発表された2月のISM製造業景況指数（PMI）は50.3、前月比0.6ポイント低下しました。一応、2ヶ月連続で50を上回っているので『良い』という見方もできますが、これが本当に健全な成長なのか？という疑問があるんですよ。」

八木「えっ、それってどういうことですか？」

鎌田「企業が『今のうちに在庫を積み増そう』と動いているだけ で、実際の需要は伴っていない可能性があるんです。つまり『需要の先食い』ですね。」

天野「なるほど… それって、将来的にはむしろ景気が悪くなるってこと？」

鎌田「その可能性が高いです。マーケットはそれを織り込みつつある状況ですね。」

📉 ISMの細かいデータを見てみると…

鎌田「ISMの細かい指標を見ていくと、例えば新規受注指数 は 48.6（前月比6.5ポイント低下） で、これは50を割っています。つまり、新しい受注が減っているということ。」

松園「50を割るってことは、企業がこれからの注文を控えている？」

鎌田「その通りです。そして雇用指数 も 47.6（2.7ポイント低下） で、こちらも50を下回っている。企業は雇用を増やすどころか、むしろ減らしているんですね。」

天野「うわぁ… なんか、すごく嫌な流れですね。」

鎌田「さらに、仕入れ価格指数は 62.4（前月比7.5ポイント上昇） で急上昇しています。つまり、コストは上がっているのに、景気は悪化しそう という、典型的な『スタグフレーション（不景気＋インフレ）』の兆候です。」

松園「それってヤバくないですか？」

鎌田「はい。マーケットが不安定になっている要因のひとつですね。」

🔥 トランプ関税が企業の不安を増大？

八木「さらに、トランプ前大統領の関税政策が話題になっていますね。」

鎌田「そうなんです。ISMの企業コメント欄を見ると、ほとんどが関税に対する不安ばかりです。例えば…

•	化学メーカー：『メキシコ・カナダへの関税は不確実性をもたらし、報復措置のリスクを高めている』
•	自動車メーカー：『関税の影響で新規注文が激減している』
•	食品メーカー：『インフレとコスト上昇が事業計画に影響を与えている』

…と、まさにトランプ関税が企業の不透明感を加速させています。」

天野「いやぁ、これってもう『やるぞやるぞ詐欺』みたいなもんですよね？」

鎌田「実際、関税が発動されるのか、されてもどの程度続くのかが読めないので、企業側も動きづらいんです。」

松園「実際に関税が3年間続く可能性ってどのくらいあるんでしょう？」

鎌田「こればっかりは、カナダやメキシコとの交渉次第です。でも、『やるかやらないか分からない』状態が一番良くないんですよね。」

📉 マーケットが警戒するスタグフレーションのリスク

鎌田「データを見ても、いまのアメリカ経済はインフレが収まらない中で景気が減速する兆候が出ています。」

松園「スタグフレーションのリスクが高まってるんですね。」

鎌田「そうですね。たとえば、PCE（個人消費支出デフレーター） という指標も良くなかったですし、アトランタ連銀のGDPナウ という予測データも、直近の数値が マイナス1.2% まで低下しています。」

八木「えっ！？ マイナス1.2%！？ それって、もう景気後退じゃないですか？」

鎌田「その通り。消費も冷え込んでいますし、中古住宅の販売成約指数も 4.6%減少（前年同月比5.2%減） という最低の数字が出ました。」

天野「半導体もダメ、住宅もダメ、何がいいの！？」

鎌田「正直、いまのところポジティブな材料は少ないですね。」

🏛️ 金融政策とマーケットの行方は？

松園「ここまで悪いと、FRB（米連邦準備制度理事会）の利下げはあるんでしょうか？」

鎌田「それが、そうとも言えないんですよ。」

八木「えっ！？ 景気悪いのに利下げしないんですか？」

鎌田「本来なら利下げで景気を刺激するんですが、インフレが収まらないので、FRBも簡単には動けません。」

天野「つまり、マーケットは利下げ期待もできない… ってこと？」

鎌田「はい。そうなると、株式市場の下落が続く可能性が高まるわけです。」

🇺🇸 トランプ大統領の政策に頼るマーケット

鎌田「ただ、面白いことを言う人もいましてね…」

天野「おっ、なんですか？」

鎌田「『もし株価が大きく下がれば、トランプ大減税が来るだろう』っていう話です。」

八木「えっ、そんな単純な話ですか？」

鎌田「実際、関税をかけることで政府の収入は増えます。その後、減税で支持を得るっていうのがトランプ流の可能性もあります。」

松園「とはいえ、これ全部トランプ頼みになってしまうのは危険ですね。」

鎌田「はい。いずれにしても、マーケットは非常に不安定な状況が続きそうです。」

ここまで 「鎌田伸一のその話ホンマでっか！？」 のコーナーでした！

🔥 本日の投資テーマ「10倍株（テンバガー）の可能性を探る」

過去のテンバガー銘柄

• IHI（7013）: 2020年頃は1,000円台→現在10,570円（約10倍）
• メタプラネット（3350）: 2023年2月16日140円→2024年2月13日7210円（約50倍）
• フジクラ（5803）: 2023年1月1,075円→2024年3月7,620円（約6倍）
  

📉 市場の動きと投資のチャンス

天野「さて、ここからは僕が今気になっている投資テーマについてお話ししたいと思います！」

松園「いやー、天野さん、今日の日経平均も厳しいですね。3万7297円70銭、前日比487円77銭安 となっています。」

鎌田「TOPIXも 2708.22、0.8%の下落 ですね。先物も日経平均先物が 3万7310円、550円安 で推移しています。」

天野「ちょっとね、アメリカの先行きが不透明だし、日経平均も落ちてるし、パッと明るい話題が欲しいところですよね。」

八木「確かに。そんな中で、天野さんが注目しているテーマは？」

天野「やっぱり 『テンバガー（10倍株）』 ですよ！夢がありますよね！」

🚀 テンバガー銘柄の夢と現実

松園「いやいや、テンバガーって言いますけど、簡単には出会えませんよね？」

天野「そうなんですよ！僕もテンバガーに当たったことはない んですよ！」

鎌田「もし持ち続けていたら… っていうケースはありますよね？」

天野「それはある！ただ、僕は基本的に名前のある会社に投資するタイプなので、大企業が10倍になるっていうのは、なかなか難しいんですよね。」

松園「確かに、時価総額が10兆円の企業が100兆円になる って考えると、相当なことが起こらないと難しいですよね。」

天野「そうそう！でも例えば、三菱重工（7011） なんかは近い動きをしてますよね。」

鎌田「短期間で10倍はさすがに厳しいですけど、長期で見れば可能性はある銘柄はありますよね。」

八木「でも、テンバガー狙いって、どうしても投機的な感じになっちゃいません？」

天野「そうなんです！投資じゃなくて『宝くじ』みたいになっちゃうのが怖い。」

💡 過去のテンバガー銘柄を振り返る

松園「実際にテンバガーを達成した銘柄ってどんなのがあるんでしょう？」

天野「例えば メタプラネット（3350） ですね！去年2月16日には140円だったのが、12月13日時点で3410円！」

鎌田「テンバガーどころか 24倍 ですからね！」

八木「すごい… でも、こういう銘柄って急激に上がった後、急激に落ちることも多いですよね。」

天野「まさにそう！今は16%下落 してるし、短期的な値動きが激しすぎるんですよね。」

🔍 次のテンバガーを探せ！有望テーマは？

1️⃣ 暗号資産関連銘柄

松園「トランプ大統領が誕生すれば、暗号資産関連銘柄 は上がると言われてましたが、実際その通りになりましたよね。」

天野「まさに！メタプラネット もその流れですよね。」

2️⃣ クレーンゲーム関連銘柄

鎌田「例えば 4Side（2330） もありますね。クレーンゲームの景品企画・販売をしている企業で、67円→735円（約11倍） になりました。」

天野「クレーンゲーム、確かに流行ってますよね！でも、値動きが激しすぎて怖い…」

3️⃣ データセンター関連銘柄

鎌田「フジクラ（5803）もありますね。1年間で6倍 になりました。」

松園「データセンター関連の需要が高まっているのは、今後も続きそうですね。」

4️⃣ 食洗機関連銘柄

天野「中国の減税政策 で、食洗機の補助金 が出るらしいですよ！」

松園「それって、日本のパナソニック（6752） なんかにも追い風になるんじゃないですか？」

鎌田「確かに！日本でも食洗機の普及率が上がっているし、今後の成長に期待ですね。」

5️⃣ カラオケルームの新活用

天野「最近は カラオケルームをパーティースペースとして利用 する流れがあるらしいですよ。」

八木「へぇ！カラオケじゃなくて、ミーティングやパーティーに？」

天野「そうそう！例えば DAM（第一興商 7458） なんかも、その流れに乗れるかもしれませんね。」

💭 テンバガーを狙う際のポイント

松園「でも、テンバガーを狙うなら、やっぱり下がった後に調整を経て、再浮上する銘柄を狙う のがいいですよね。」

鎌田「そうですね。例えば IHI（7013） も2020年には1000円近辺だったのが、現在 1万570円 に！」

天野「35年ぶりの高値ですからね！」

松園「テンバガーを狙うなら、長期的なテーマを捉えることが重要 ですね。」

天野「そうそう！例えばデータセンター関連は2016年頃から『絶対に来る！』って言われてましたしね。」

鎌田「そう考えると、今後のテーマとしては電力、非鉄金属、再生可能エネルギー なども注目かもしれません。」

🏆 まとめ：テンバガーを狙うならココを見ろ！

✔ 暗号資産関連（トランプ大統領誕生の影響）

✔ クレーンゲーム関連（流行の波に乗る）

✔ データセンター関連（長期成長テーマ）

✔ 食洗機関連（中国の補助金政策）

✔ カラオケルームの新活用（空間ビジネスの進化）

天野「いやー、テンバガーって夢がありますよね！」

松園「ただ、急激に上がった後、急激に落ちるリスクもあるので、そこは慎重に見極めることが大事ですね。」

天野「そうですね。僕も、スマホを新しくして売買できない間に、テンバガーになってる銘柄があったらどうしようってビビってます（笑）」

松園「まさに 『持っていたら…』 ってやつですね（笑）」

ここまで、天野ひろゆきの気になる投資テーマ でした！📈✨

今後の注目テーマ

• データセンター関連: 非鉄金属、送配電設備
• 防衛関連: IHI、三菱重工、川崎重工
• インフラ関連: 住友電工（分散アンテナシステム、ミリ波対応通信設備）
• 消費関連: 業務スーパー（3038）、セブン&アイHD（3382）
  

📉 今日の東京市場まとめ

📊 日経平均とTOPIXの動き

天野「さて、ここからは今日1日の東京市場の動き について見ていきましょう！」

鎌田「日経平均は最終的に 3万7331円18銭、前日比454円29銭安（1.2%下落） で取引を終えました。」

松園「安値は 3万6816円 まで下げる場面がありましたが、最終的にはやや持ち直しましたね。」

八木「TOPIXも 2710.18（0.7%の下落） となっています。」

⚠ 半導体関連の下落とトランプ発言の影響

鎌田「今日の動きを一言で言うと、『NVIDIAショック』 ですね。」

松園「やっぱり… NVIDIA（エヌビディア）が8%下落 した影響で、日本の半導体関連株も軒並み安でした。」

天野「これは痛いですね。半導体関連株が日経平均を押し下げる展開になったんですね。」

鎌田「さらに… トランプ前大統領が『日本の円安誘導を批判』 したことで、円が買われ、日本株が売られる流れになりました。」

八木「うーん… よくわからない発言 でも市場は反応しちゃうんですよね。」

鎌田「そうなんです！そして、先週金曜日（2月28日）の安値 3万6840円 を今日割り込んだのも、嫌なポイントですね。」

🛡 防衛関連株が上昇し、日経平均を下支え

松園「でも、今日は『防衛関連株』 が大きく買われましたね。」

鎌田「はい。IHI（7013）・三菱重工（7011）・川崎重工（7012） の防衛関連3社が大幅上昇！」

天野「なんでこんなに買われてるんですか？」

鎌田「これは、トランプ氏がウクライナ支援の一時停止 を命じたという報道が背景にあります。」

松園「つまり、アメリカが軍事支援を減らせば、日本やヨーロッパの国々は自国で防衛力を高めるしかなくなる → その結果、防衛関連企業の業績が伸びると予測されているんですね。」

八木「なるほど！だからドイツのDAX指数も大幅上昇していたんですね。」

🔻 セブン＆アイ株が急落！理由は？

天野「さて、今日は下げた銘柄も見ていきましょう。まずは セブン＆アイ・ホールディングス（3382） が 6.87%安 と厳しい下げでした。」

鎌田「これは… 社長交代の報道 によるものですね。」

松園「新しい社長が、カナダの投資会社アクトからの買収提案を拒否する方針を示したと報道され、『TOBの可能性がなくなった？』 という失望売りが出たようです。」

天野「なるほど… でも会社側は『そのような事実はない』 って否定コメントを出してるんですね。」

鎌田「はい。ただ、経営者が最初から買収提案を門前払いするような姿勢を示すのは、株主にとって良くないシグナル になります。」

🏪 業務スーパーを運営する神戸物産が逆行高！

八木「でも、今日は消費関連の 神戸物産（3038） が 2.8%高 でしたね！」

鎌田「そうですね。業務スーパーを運営する神戸物産は、円高のメリットを受ける銘柄の1つです。」

松園「円高になれば、輸入食品のコストが下がるので、業務スーパーのような輸入食品を多く扱う企業 にはプラス要因になります。」

天野「あと、月次売上高が11月～1月で8%前後の増加 となっていて、会社の業績予想（3.4%増）を大きく上回っているのも好材料ですね。」

八木「業務スーパーって珍しい海外の食品もたくさん置いてありますよね。」

天野「うちも 焼き鳥3キロ 買いましたよ！」（笑）

🔥 注目のニュース：自社株買いとユニクロ好調

💰 横河電機（6841）が200億円の自社株買い発表

鎌田「これは発行済み株式の 4.6%を買い戻す規模 なので、株価にプラス材料ですね。」

👕 ユニクロ（9983）が12.2%の売上増加！

松園「2月の国内ユニクロ既存店売上が前年同月比 12.2%増 でした！」

天野「これって うるう年効果 もあるんじゃないですか？」

鎌田「確かに！去年の2月は28日でしたが、今年は29日あったので、1日多い分の影響はありますね。でも、それを考慮しても 強い数字 です。」

八木「寒かったのも影響してるかも？」

天野「あと、インバウンド需要 も大きいんじゃないですか？最近外国人観光客がユニクロ爆買いしてますよね。」

🔮 明日以降のマーケット注目ポイント

天野「さて、鎌田さん、明日以降のマーケットはどこに注目すればいいですか？」

鎌田「まずは… NVIDIAの動き！」

松園「NVIDIAがさらに下げるのか、それとも落ち着くのか、ここが日本の半導体関連株にも影響を与えますね。」

鎌田「あと、ISM非製造業景況指数（アメリカ） も重要です。2月のサービス業PMIが急低下したことで、マーケット全体が崩れ始めた ので、次のデータがどうなるか注目ですね。」

✅ 今日のマーケットまとめ

✔ 日経平均：3万7331円（1.2%安）

✔ 半導体関連株がNVIDIAの下落を受けて急落

✔ 防衛関連株（IHI・三菱重工・川崎重工）が急騰

✔ セブン＆アイ（3382）が6.87%安（社長交代報道）

✔ 神戸物産（3038）が2.8%高（円高メリット・業績好調）

✔ 横河電機が200億円の自社株買い発表

✔ ユニクロが12.2%売上増（インバウンド・寒波の影響）

✔ 明日の注目点：NVIDIAの動向・ISM非製造業指数

天野「いやー、今日もいろいろありましたね！」

松園「明日もマーケットの動きに注目ですね！」

八木「以上、今日のマーケットのまとめでした！」

💡 松園克樹の今だから聞きたい投資な話

📡 世界のIT・通信の潮流と注目企業

天野「さて、このコーナーでは投資に役立つ世界の潮流と、その分野に関わる企業について、松園さんに紹介してもらいます！」

松園「はい！今回は、現在バルセロナで開催中のIT見本市『MWC（モバイル・ワールド・コンレス）』 に関連する話題を中心にお届けします。」

🚗 Xiaomi（シャオミ）がEV市場に参入！？

松園「まずは、ちょっと通信とは違いますが、中国のXiaomi（シャオミ）がEV（電気自動車）市場に本格参入 してきました！」

天野「えっ？Xiaomiってスマホメーカーじゃないんですか？」

松園「そうなんです。でも、最近はスマホメーカーがEV市場に進出するケースが増えている んですよ。」

松園「今回Xiaomiが発表したのが 『SU7 Ultra』 というスポーティーセダン。」

八木「しかも、たった2時間で1万台予約！」

天野「すごい売れ行きですね！値段はどのくらいなんですか？」

松園「おそらく 1000万円クラス になるのでは？と言われています。」

八木「完全にテスラの対抗馬 ですね。」

📶 5G時代を支える『分散アンテナシステム（DAS）』とは？

松園「さて、本題ですが… 通信インフラの進化 についても大事なニュースがあります。」

天野「通信インフラ？5Gとかですか？」

松園「そうです！特に今回は 『分散アンテナシステム（DAS）』 という技術に注目しています。」

松園「DASとは、地下鉄・コンサート会場・高層ビルなど、電波が届きにくいエリアで通信を安定させる技術 です。」

八木「ああ、たしかに地下鉄とか混雑した場所で通信が遅くなることありますよね！」

松園「そこでDASが活躍するんです！基地局からの電波を光ファイバー経由でDAS親機に送り、そこから子機を通じて分散して通信を安定化させる 仕組みです。」

天野「なるほど、電波が届きにくい場所をカバーするためのシステムなんですね！」

松園「そして、今回 住友電工（5802） が DASの『ミリ波対応超小型モデル』 を発表しました！」

八木「ミリ波って何ですか？」

📡 ミリ波通信とは？

松園「ミリ波は、30GHz～300GHz帯の超高周波通信 のことです。」

天野「えっ？GHzって何ですか？」

松園「簡単に言うと、周波数が高いほどデータの伝送速度が速い んです！」

松園「ミリ波を使うと、超高速・大容量通信が可能 になります。」

🏎 ミリ波通信のメリットとデメリット

✅ メリット

•	超高速通信（4K・8K映像のリアルタイム伝送）
•	リモート手術・自動運転・VR/ARなどの次世代技術に対応
•	5G・6G通信における鍵となる技術

❌ デメリット

•	電波が届く距離が短い（数百メートル）
•	障害物に弱い
•	全国で普及するには大量の基地局が必要

松園「特に、日本ではまだ 『ミリ波対応スマホ』が普及していない のも問題ですね。」

八木「えっ！？じゃあ、今使ってるスマホではミリ波の恩恵を受けられない？」

松園「そうなんです。実は、日本で売られている iPhoneはミリ波非対応 なんですよ。」

天野「えっ！？アメリカのiPhoneは対応してるのに？」

松園「はい。日本の通信環境がまだ整っていないため、Appleは日本向けモデルではミリ波を省いてるんです。」

🏛 総務省の動き：ミリ波普及を促進

松園「日本の総務省は 2029年までにミリ波対応スマホを普及させるための施策を推進 しています。」

天野「なるほど、今後ミリ波対応スマホが増えてくるわけですね！」

松園「実際、通信キャリア（ドコモ・ソフトバンク・KDDI）も ミリ波5Gの提供エリアを拡大中 です。」

八木「ただ、まだ一部のエリアしか対応してないんですね。」

松園「はい。特に『ローカル5G』という、工場や空港・大規模施設向けの専用5Gネットワーク では、すでにミリ波が活用されています。」

🔧 今後の通信インフラ投資と関連銘柄

松園「今後、ミリ波を活用した通信インフラ整備が進むことで、注目されるのが『住友電工（5802）』 や『フジクラ（5803）』ですね。」

天野「他にも注目銘柄はありますか？」

松園「はい。例えば…」

📌 通信インフラ関連の注目銘柄

1.	住友電工（5802） → ミリ波対応DAS・光ファイバー
2.	フジクラ（5803） → ミリ波アンテナボード
3.	日立（6501） → IoT・スマートシティ関連技術
4.	酒井重工業（6358） → 道路工事用機械（5Gインフラ整備関連）

松園「特に、住友電工はDAS市場でもトップクラスの技術力を持っています。今後、5G・6G関連銘柄として注目されるかもしれません！」

✅ 今日のまとめ

✔ XiaomiがEV市場に本格参入（SU7 Ultraが大人気）
✔ 5G時代を支える『分散アンテナシステム（DAS）』に注目
✔ ミリ波通信は超高速だが、普及には時間がかかる
✔ 住友電工（5802）やフジクラ（5803）は関連銘柄として注目
✔ 今後、通信インフラ投資が活発化しそう！

天野「いやー、今日も勉強になりましたね！」
松園「未来の通信インフラ投資、ぜひ注目していきましょう！」

八木「以上、『今だから聞きたい投資な話』のコーナーでした！」

次回の放送もお楽しみに！